
「面白い」をつくる裏側にこそ、自分が活きる。
映像とビジネス、両方を経験して気づいた「つくる側」への想い
学生時代、友人と立ち上げた合同会社で映像編集やプロジェクションマッピングの企画に携わっていました。好きなことを仕事にしていた感覚です。
卒業後は総合商社へ。電子広告の営業職として働く中で「やっぱり自分は“つくる側”にいたい」と再認識し、半年で退職。
代表の漢那さんとやり取りを重ねる中で「この人たちと働きたい」と感じ、NOKIDへの入社を決めました。当時はまだ走りながら考えるような組織で、「このフェーズに関われるのは今しかない」と思えたことも大きかったです。
動画編集から始まり、今では制作全体を統括する立場に
入社後は動画編集から始まり、営業、ディレクター、スタジオ立ち上げと役割を変えながら、現在はプロジェクトマネージャーとして、制作全体の統括を担っています。正直、編集以外の仕事には最初抵抗もありましたが、ディレクションやマネジメントの面白さに気づけたことで、「役割は変化してもいい」と思えるようになりました。
案件によっては自ら編集や作画修正を行うこともあります。役割としては、「作品づくりの交通整理役」であり「最後まで伴走する存在」だと感じています。
1日はクライアント連絡とスケジュール整理から始まり、進捗確認、打ち合わせ、指示出し、成果物チェックなどを通してプロジェクト全体を支えます。社内はSlack、外部クリエイターとはDiscordで連携することが多く、フリーランスや業務委託の方とも柔軟に動ける体制が重要です。
苦戦したCM案件が、チームの力を教えてくれた
印象に残っているのは、スケジュールもタイトで制作が難航したCM案件です。「向いてないかも…」と落ち込んだ時期でしたが、チームのクリエイターたちが「一緒にやり切ろう」と支えてくれたことで、最後まで走りきることができました。
この経験を通じて、「一人で抱えず、チームで創ることの強さ」を実感。クリエイティブの現場って、やっぱり最高だなと思えた瞬間でした。
自分が関わった作品が、屋外広告で実際に流れているのを見たときの感動は今でも忘れられません。自分が積み重ねてきたプロセスが形になり、人の目に届いている――その実感が何よりの報酬です。

難しさは“知識の広さ”と“多人数調整”
NOKIDではアニメ、CG、実写など多様な映像ジャンルを扱うため、それぞれの工程を理解しながら進める力が求められます。関わる人数が多くなる案件では、認識のずれを防ぐための丁寧な調整も重要です。
意識しているのは、「まずやってみる」姿勢と、思いやりのある言葉選び。「自分だったらどう言われたいか」を常に考えています。
NOKIDはとにかく柔軟な会社です。週2出社+月2週目はフルリモートというハイブリッド体制で、集中したいときは自宅で、コミュニケーション取りたいときは出社する、そんな選択ができます。
有給も取りやすく、僕はよくドライブやFPSゲームでリフレッシュしています(笑)。
「好きなことを仕事に」以上に大事なのは、「誰と働くか」
NOKIDの最大の魅力は、やっぱり人間関係の良さです。好きなことを仕事にできるのもいいけど、「誰と働くか」がもっと大事なんだと、ここで働いていて本当に思います。
社内はフラットで、みんなが助け合う雰囲気があります。誰かが困っていたら自然と声をかけるし、「この人、尊敬できるな」と思える仲間が多い。そういう環境だから、挑戦することが怖くなくなるんですよね。
これからはもっと、“誰かの心を揺さぶる”ような作品をチームで作っていきたいと思っています。
「うわ、これすげぇ!」って言われるような映像を、NOKIDらしい自由さと熱量で届けていきたいですね。
求職者へのメッセージ
何事も前向きに楽しめる人、そしてインターネットコンテンツが大好きな人は、NOKIDにすごく合っていると思います。
完璧じゃなくていい。でも、「やってみたい」「面白そう」と思える気持ちがあれば、どんどん挑戦できます。
思いやりがあって、変化を楽しめる人──そんな方と一緒に働けたら嬉しいです!