NOKID編集部
1000件以上の映像制作実績を誇る株式会社NOKIDの編集部メンバーが監修。キャラクター・アニメーション分野のノウハウやトレンドの活用手法の紹介が得意です。
アニメが“面白い”だけでは、もう選ばれない時代です。そんな中、アニメ「名探偵コナン」はなぜ毎年ヒットし続けているのでしょうか?もちろん一定のファンがすでに存在していたこともあるでしょう...ミステリーというジャンルで惹きつけられたことも影響しているかもしれません。
一定のファンがすでに居たからだとしても、長年飽きさせることなく維持できていることを忘れてはいけません。この核となっているのが「視聴者を作品に巻き込む仕組み」にあるのではないでしょうか。
現代はアニメ作品が飽和しており、ジャンルだけでは「似たような話」という印象を持たれ差別化できません。似たような設定や世界観が溢れる中、キャラクターに対する「共感」や「応援できる(推せる)」ことが、視聴者を巻き込むヒントかもしれません。
例えば、あなたがSNSやアニメを視聴していて「自分みたいだ!」「このキャラクターは推せる!」と感じたら、SNSでシェアしたり誰かに語りたくなるのではないでしょうか。
・“自分”を投影できるキャラクターがいるか
・“推し”だと言われる理由があるか
・SNSでシェアしたくなる体験があるか
こうした「視聴動機をつくる要素」がなければ、どんなに良質なアニメ作品でもヒットせず埋もれてしまうのが今の現実です。
そこで今回は「アニメを見てもらえない」「ファンが定着しない」と悩むアニメ担当者やマーケティング担当者の方々のために、名探偵コナンの成功例を紐解いて紹介していきます。
かつては、アニメや映画の魅力さえあれば自然と人が集まっていました。しかし今は、情報が飽和しており、視聴者の関心は常に次へ次へと移っていく時代です。従来通り同じ手法を繰り返しても「話題にならない」「SNSでの反応が薄い」「ファンの動きが鈍い」と感じている宣伝担当者も多いのではないでしょうか?
じつはこの状態こそが、「届けるだけで十分だ」という古い前提(“視聴者に知ってもらう”だけでヒットする)が通用しなくなった証拠なのです。なぜなら、情報を受け取る側には、非表示にしたり別のコンテンツを観る選択肢があるからです。
・SNSを開けば、新作映画もトレンド動画も秒単位で流れてくる
・YouTubeを見れば、他作品のPRや予告編がすぐに視聴できる
・「面白そう」「自分も参加したい」と思われなければ、スルーされて終わり
つまり、情報の一方通行=押し付けるやり方では足りな口なっているということです。これからは、“参加型”や“没入型”の仕掛けをいかに設計できるかが、話題を生む宣伝の成否を左右します。
つまり、作品そのものだけでなく、プロモーション活動=物語を届けるための“宣伝用のストーリー”まで機能させることが求められているのです。その答えを、「名探偵コナン」の宣伝方法で見つけることができます。
ほぼ毎年公開されてきた名探偵コナン劇場版は、単なる“新作発表”ではなく、ファンとの1年間の対話の集大成として設計されています。
宣伝とは「作品を売りつけること」ではなく「物語を共に生きる体験を設計すること」という発想の転換こそが、今のアニメプロモーションに求められている変化ではないでしょうか。
人気作品でさえ、宣伝手法を進化させなければ話題に埋もれてしまう危機があるのです。だからこそ、名探偵コナンの宣伝においても、従来の「見せる宣伝」ではなく「参加できる宣伝」へと舵を切ってきたのかもしれません。
例えば、映画『100万ドルの五稜星』では、渋谷に設置された広告が、怪盗キッドの“予告状”として街をジャックして話題になりました。
SNSではその広告が“ある日”を境にNetflixの告知に切り替わるという仕掛けが施され、大きな話題となりました。これは単に情報を流すだけでなく、「ファンの体験に組み込まれた情報設計」が成功の鍵になった好例です。
・宣伝活動が「告知」と「CM」に偏っている
・ファンが自発的にシェアしたくなる仕掛けがない
・一部の人気キャラに頼った内容になっている
・映画やアニメの世界観と、宣伝が“切り離されて”いる
・SNSの拡散は「偶然」に頼っている
もし1つでも当てはまるなら、「届けるだけで良い」という発想から「共に体験する設計」への転換を検討してみましょう。
名探偵コナンは、劇場版も毎年興行成績を更新するほどの人気を誇っていますが、そんなコナンですら、2015年頃まで劇場版の興行収入20〜30億円で伸び悩んでいた時期を経験しています。この原因は以下のような点が考えられます。
・ストーリーの展開が似通って見える
・劇場版のネタがマンネリ化し、注目度が鈍る
・コアファン層が年齢的に離れ始める
こうした課題は、どんな長寿アニメシリーズにも共通する問題です。特に“固定ファン離れ”は、ブランドの衰退に直結する深刻なリスクとなり得ます。
そして2016年以降は毎年興行収入が拡大しています。このカギを握るのが「純黒の悪夢」と「ゼロの執行人」などのキャラクターを中核に据えた作品による新たなファン層の獲得です。
コナンがこの壁を打破したのは、キャラクターへの感情移入を中心に据えた戦略を取ったことが大きな転換点でした。
特に象徴的なのが、「安室透」「赤井秀一」といった、物語の本筋とは別にファンの人気を集めていたキャラクターたちを“主人公級”に扱った劇場版の投入です。
・安室を主人公に据えた『ゼロの執行人』は、女性ファンを中心に社会現象を巻き起こすヒットに ・赤井がメインとなった『緋色の弾丸』では、赤井ファミリー集結やアクションシーンで人気に |
このように、「キャラクターの感情」=「ファンの感情」という共鳴構造を活かすことが、ファンを再び物語へと引き戻す力となったのです。
さらに、コナンが取ったもう一つの戦略が、ファンが“参加できる物語体験”の設計です。
・Twitterでの暗号解読投稿 → ファンが“推理”を楽しむ参加型体験
・劇場版のストーリーと連動した配信作品 → 「予習・復習」で深く浸れる導線
これらの施策はすべて、ただ作品を届けるだけでなく、“ファンが関われる体験”としてデザインされていたのが特徴です。
<実践のポイント> ・ファンが推しキャラに“感情移入できる”シーンや設定を予告映像などに反映させる ・「キャラ本人が語る」「ファンに問いかける」スタイルのSNS投稿や広告を検討する ・ファンが“参加”できる要素を組み込んだ「なりきり投稿、アンケート、グッズなど」を用意する |
名探偵コナンのプロモーションは、ただ宣伝手法がうまいのではありません。作品世界に込められた“感情の回路”を開通させる設計と、ファンとの間に“関わりしろ”を用意した仕組みこそが、今のヒットを支えているのです。
アニメ「名探偵コナン」の劇場版は、毎年のように興行収入を更新し続け、SNSでは公開前から考察合戦が巻き起こることも珍しく感じられないほどになりました。なぜこれほど長く、熱狂を維持し続けられるのでしょうか?
その答えは、“作品の中身”だけでなく、ファンと作品の関係性をどう構築しているかにあります。ここからは、名探偵コナンの宣伝が成功する理由を解説していきます。
名探偵コナンが強い理由のひとつは、世界観の一貫性です。「謎解き」「追跡劇」「キャラ同士の関係性」といった要素は、漫画・アニメ・映画・イベント・グッズ、すべての接点で一貫して表現されています。
・SNSキャンペーンでは“暗号投稿”で推理を促す
・映画のテーマは“未解決の伏線”を主軸に構成
・イベントやコラボも“謎解き”や“スパイ体験”など統一
つまり、どんなチャネルであっても「それはコナンの世界だ」と瞬時に理解できる設計になっているのです。
<実践のポイント> ・一貫性のあるIPはファンの記憶に定着しやすく、“何をしてもぶれないブランド価値”を築く |
名探偵コナンの劇場版は、毎年4月の恒例行事です。この年1サイクルによって、ファンが改めて各作品に触れるきっかけとなるようにしています。その結果、常に視聴者の記憶に残り続けているのです。
・公開前6ヶ月前からティザー解禁
・登場キャラや主題歌情報でSNSが活性化
・直前にはキャンペーン・再放送・コラボが連発
こうして作品に改めて触れたり想起されることで、次回作への期待やグッズ販売、コラボ企画への参加にもつながりやすくなる相乗効果が狙えるのです。
<実践のポイント> ・“年1のビッグイベント”に向けた逆算型プロモーションで通常作品と相乗効果を狙う |
名探偵コナンのプロモーションは、熱心なコアファン向けと、新しく興味を持ったライト層の両方を対象に設計されています。
・SNSでは「知っている人だけが気づける暗号」→ コア層向け
・ストリーミング配信では「今からでも観られる厳選回まとめ」→ 新規層向け
・劇場版では「伏線回収とキャラの見せ場」→ 両方の感情に刺さる
このように、「どこからでも入れるが、入った後は深く楽しめる」構造が整っているのです。
<実践のポイント> ・“初心者でも楽しめる導入コンテンツ”と“ファンが感情移入できる深掘り要素”を両立させる |
名探偵コナンの戦略は、ただ「面白い作品を作って売る」ではありません。“作品とファンの関係性”そのものをブランドとして設計していることが、他と一線を画す理由です。
今の時代、「作品が良い」だけでは売れません。“どんな物語体験を、どうファンと共有するか”という戦略を考えていきましょう。
アニメの宣伝をしようとしたとき、最近は「SNS活用が大事」「コラボが効く」「配信もやるべき」と、あらゆるチャネルを活用すべきだという話を耳にすると思います。
しかし、それらを「どう組み合わせ、何から始めるべきか」が分からず、手探りのまま進めてしまうケースも少なくありません。
ここでは、「名探偵コナン」が実際に行っている宣伝戦略を整理しながら、どのように要素を組み立てるべきかを解説します。
人がSNSで何かをシェアするとき、そこには“語りたい理由”があります。名探偵コナンでは、そのストーリー性を宣伝にも応用しています。
例えば、旅行先で有名人に遭遇したり、特別な扱いを受けるといった貴重な体験をしたら友人に語りたくなるような場合と似ています。
参考例:
・「黒の組織」や「怪盗キッド」などの伏線や謎解きを予告段階から見せる
・劇場版に関連する過去エピソードを“観ておくべきストーリー”として配信連動
・ティザーやビジュアルに含まれる“暗号”をファンに解かせるSNS施策
<実践のポイント> ・作品に“深読みできる”要素があれば、それを宣伝段階であえて断片的に見せる ・ハッシュタグや問いかけを添えて、ファンに“語らせる余白”を与える設計にする |
関連記事:アニメ作品の宣伝方法はどんなやり方がある?オン・オフライン広告手法を紹介
今の視聴者は「見るだけ」では満足しません。「自分も作品に参加している」と感じたとき、強い愛着と拡散力を持って動いてくれます。
例えば、IKEAのように家具を自分で組み立てることで、愛着を持ちやすくしている戦略と似ています。
参考例:
・コナン顔メーカーでファンが“容疑者”になれる企画
・Twitterでの暗号投稿に対する“考察バトル”
・TikTokで予告編の音源を使ったファン投稿企画
<実践のポイント>・SNSキャンペーンを「プレゼント狙い」ではなく「物語に関わる体験」に変える・“自分だけの投稿ができる”“ファン同士で交流が生まれる”ような企画を考える |
関連記事:PR施策の企画書を"読まれる"ように作成するコツは?何を入れたら伝わるのか解説
多くのアニメプロモーションは「放送前後だけ」に集中しがちですが、名探偵コナンの場合は違います。劇場版公開前はもちろん、その後も過去作の配信・イベント・コラボなどを組み合わせ、常にファンとの接点を保ち続けています。
例えば、一発屋のように一時的なブームになっても、継続してファンに認知されていなければ忘れられてしまうことと似ています。
参考例:
・HuluやNetflixで過去作を配信して新作と過去作で相互送客の導線を作る
・日常生活にある企業とのコラボで接触頻度をアップ
・劇場版公開後もファンが振り返れる“公式アプリ連動型施策”の継続
<実践のポイント> ・年間でどの時期に何を届けるか「一貫性のあるスケジュール」を作る ・「次につながる終わり方」を仕掛けにして、次回作への布石を作る |
これらを参考に、一度観て終わってしまう作品ではなく「語り継がれる・繰り返し体験される」作品を目指しましょう。
名探偵コナンが毎年劇場版でヒットを連発し、長期的にファンベースを広げ続けている背景には、明確な“6つのポイント”があります。それは、ただ目立つ広告やCMを打つのではなく、ファンの感情と行動を連鎖的に動かす戦略的な宣伝(プロモーション)設計にほかなりません。
ここでは、それぞれの手法と狙いを分かりやすく整理し、あなたの作品にも応用できるヒントとして解説します。
名探偵コナンの宣伝設計における最大の特徴は、“年1回の劇場版”を年間戦略の軸に据えていることです。
つまり、「映画を作る → 広報する →公開する」という「単発イベント」ではなく、“1年を通して「どのタイミングで」ファンと接触し、「どのように熱量を高めていくか」を計画的に設計しているのです。
・ファンベースの維持・拡大によって、新規ファンが入りやすく既存ファンは離れない構造
・毎年のメインイベントである劇場版に向けて、期待値をじわじわと高めていく設計
・映画だけにとどまらず、TV、配信、グッズ、イベントを巻き込んだ波及効果
理由1:情報の出し方が“段階的”で期待を蓄積させる 春の劇場版公開に向けて、前の年の秋頃からティザーを開始。冬には配信連動やキャラクター解禁。春にはSNSキャンペーンや大型広告などで盛り上げのピークへ。このように情報を“段階的に出す”ことで、ファンの興味を維持し続け、熱量を積み上げる構造になっている。 理由2:複数のメディアで「コナンに触れる機会」が設計されている 映画の話題を起点に、TVアニメ再放送や過去劇場版の配信、新作コミックスの発売、グッズ展開が波状的に起こる。“どこかで必ず目にする”ことで、作品の存在感が途切れず、ブランドとしての記憶に定着し続ける。 理由3:ファン心理に合わせた“イベントサイクル”が組まれている 「1年に1度会えるイベント」として、映画を“年中行事化”することで、ファンは“待つことそのもの”に意味を感じるようになる。この“待つ時間=ファンの愛着を深める時間”という構造が、まさに長期ブランド構築の鍵。 |
名探偵コナンは、ただの作品ではなく、“生活の一部”“毎年の風物詩”として受け入れられています。その裏には、明確な意図と戦略を持った宣伝(プロモーション)設計が存在しています。
単発のキャンペーンではなく、“1年かけてファンと関係性を育む”構造を設計することを意識してみましょう。
前述の通り、近年は「怪盗キッド」に加えて「黒の組織」「安室透」「赤井秀一」などの人気キャラクターや未解決の伏線を軸にした劇場版がヒットの牽引役になっています。これは、ファンの感情移入が深いキャラ=推しキャラ効果によって、グッズ展開や視聴動機、SNS拡散を起こしやすくする狙いだと考えられます。
GEM Standardの調査データによれば、黒の組織にスポットライトを当てた2016年の作品から20代の意欲度の伸びが大きくなっています。
こうした普段と異なるキャラクターを中心としたテーマを投入することは、離れてしまったファンに再び興味を持ってもらうことにもつながります。なによりコアファンのマンネリ化を防ぎつつ、新規層が視聴するきっかけ作りにもなります。
・SNSでの発信率が高くなり、グッズ化やイベント来場にも繋がりやすい
・キャラを中心に据えて「作品全体は知らないけどそのキャラだけ好き」という層も狙う
また、考察・推理要素が絡むテーマは、ファンのSNSでの議論を促し、公開前から話題性を生み出せる効果も期待できるでしょう。
<実践のポイント> ・シリーズ作品であれば、「回収されていない設定」「未公開エピソード」をテーマに据える ・ティザー段階から「これは○○編の伏線かも?」と考察させる余白を残す ・推しキャラ別のビジュアル、グッズ、入場特典などを分けて展開する ・キャラクターの背景・葛藤などを深掘りし、ファンが“語りたくなる設計”をする |
名探偵コナンの公式SNSでは、ファンが自ら考察・拡散したくなる設計が徹底されています。こうした単なる告知とは異なる各ユーザーが楽しめる仕掛けによって、自然とUGCが増えて宣伝される状態を作っています。
例えば、公式X(Twitter)での暗号投稿、公式TikTokでの予告映像活用、公式Instagramでのネーム公開などで、“知って終わり”ではなく“参加して広がる”ようになっています。他にも、事件仕立てにした新聞広告といった「SNSで話題にしたくなるような広告」と「オーガニック投稿」を連動させた企画を行っていることも、ファン主導で拡散・認知獲得できている要因でしょう。
<実践のポイント> ・「作品に関連する広告」「暗号解読の投稿」などのシェアしたくなるコンテンツを設ける ・公式アカウントは“情報発信”より“共犯者”ポジションで寄り添う設計にする |
参考:「名探偵コナン」 新聞広告で事件仕立てにして爆発的拡散 - 読売新聞
HuluやNetflixで過去作を一挙配信し、新作のテーマやキャラクターに関連する話を“観るべきエピソード”として強調しましょう。この導線があることで、新規層もスムーズに“世界観に没入”しやすくなります。
・「キャラの関係性」などを事前に補完できる
・視聴ハードルが下がることで、新規層やライトファンも取り込みやすくなる
<実践のポイント> ・映画や新章公開の1ヶ月前に、“復習パック”や“見るべき3話”などを提示する ・配信プラットフォームとの連携で、バナー・トップ画面でも露出を確保する |
参考:【最新作公開記念】『名探偵コナン』劇場版シリーズ全26作品をHuluで配信中!配信を記念して新宿・函館に屋外・交通広告を掲出開始 - hulu
アトラクション、スタンプラリー、お菓子メーカーとのコラボなど、生活導線上で「コナンに出会える」機会=体験型・購入型・移動型など、ジャンルを問わずタッチポイントを拡大しています。
・単なるプロモーションではなく、“思い出”として作品が刻まれる
・コナンの世界観に“自分も入れる”という感覚がファンの感情を揺さぶる
<実践のポイント> ・自社の作品と相性の良い「日常シーン」とマッチする企業 or 商品と提携する ・“世界観に入り込める要素(体験性やストーリー性)”があると強い |
名探偵コナンの宣伝(プロモーション)は、奇抜でも派手でもありません。ファンの感情や行動の導線を熟知したうえで、「どこでどう関わってもらうか」を丁寧に設計していることが最大の強みではないでしょうか。
“ファンが動きたくなる”“連鎖する体験”という視点で戦略を見直すことで、コナンのような“愛され続けるシリーズ化”に近づけていきましょう。
ここまでのポイントをまとめます。
名探偵コナンのプロモーション成功の秘訣は、「届け方」ではなく「ファンとの関わり方」にありました。感情を動かし、行動を促し、1年を通じて物語と共に“生きる”仕組みを作ることが、シリーズの熱狂を長く持続させるポイントです。
“ただの告知”では終わらせない、「語りたくなる」「参加したくなる」設計を、あなたの作品にも取り入れてみてください。キャラクターの作り方や投稿内容の企画ガイドブックなども資料ダウンロードページで公開しているので、ぜひ活用してみてください。
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